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私は様々なサイトや雑誌に連載を持ち記事を寄稿しているが、読まれた方のコメントや反応が最もよく分かるのが現代ビジネスの寄稿記事だ。
現代ビジネスの記事はビュワーが伸び反応が良ければYahooなどに紐づけされさらに閲覧数が稼がれるが、AM9時に配信されわずか数時間でコメント数が86件にも及んでいる。
匿名コメントであるから書かれている内容も好意的な物ばかりではなく否定的なものや「執筆者の良識を疑う」なんて批判的なものまであるが、感じ方は人それぞれである。
2023年5月27日から配信された記事は上記のようなタワーマンションを無理して購入した公務員夫婦の失敗例について執筆したものだ。
タイトルは版元の意向で過激になっているが、無理のし過ぎは破綻をまねくので住宅を購入する際には計画性をもってじっくりと考える必要があることを促す内容にしている。
そのような意図を感じてくれたのだろうか、数多いコメントを見ても意図が受け取られているようなものが多い。
掲載されてしまえば筆者の意図とは別に取られてしまう場合も多いのだが、鋭意努力して少しでも役立つ記事を寄稿できるよう頑張っていきたいものだ。

不動産業界では常に変化する市場動向や最新のトレンドについて、クライアントや関係者に情報を提供することが求められる。よって日々の情報収取や学びは大切である。
私は複数の不動産サイトや雑誌に連載を持ち毎日情報を発信している。だが好きではあっても容易ではない。
不動産に関しての情報は日々、継続的に更新される。市場調査やトレンド分析、ニュースの収集など、情報の入手と整理に多くの時間が必要でそれらを咀嚼して自分の糧にまで落とし込まねばならない。
さらに情報を発信する際には正確性と信頼性が不可欠であり、クライアントや読者は信頼できる情報源を求めている。誤った情報や不正確なデータを提供することは避ける必要がある。
興味深い情報であってもそれを検証するためには時間とリソースが必要なのだ。
また競争の激化した環境で情報を発信するためには情報をリアルタイムに把握し、それに対応する能力が必須となる。
情報を発信するには単なるデータの提供にとどまらず、読者やクライアントのニーズや関心を考慮したコンテンツを提供することが求めらる。とくに毎日のように新たな情報を発信するには幅広いトピックやテーマに対応し、多様な読者層にアピールする必要がある。
例えば、市場の最新動向や投資戦略、不動産のメンテナンスやリノベーションのヒントなど、読者が役立つと感じる情報をバランス良く提供することが重要でありそのためにコンテンツの多様化が必要になる。
文章だけではなく写真や動画、インフォグラフィックなどの視覚的なコンテンツも取り入れる必要があり、さらにクオリティの維持も欠かせない。
正確性と信頼性の確保、市場変動と競争の激化、バランスの取れた情報発信、コンテンツの多様化は読者の関心を引きつけるための重要な要素となるからだ。
結局のところそれらをバリエーション豊かな形式で提供することが求められるので、なかなかに大変なのだ。
不動産業者のブログなどに目を通すと、更新だけを目的としているのかわずか数行の不動産とはまったく関係ない話ばかりを垂れ流している人間も存在している。
そのような行為は信頼を失う結果にしかならないのだからヤメておけば良いと思うのだが、これは余計なお世話なのだろうか

日本経済は、約2年にわたってプラス成長とマイナス成長を繰り返す一進一退の状態から抜け出せずにいる。2023年1-3月期の実質GDP(5月17日公表予定)は前期比+0.1%(前期比年率+0.3%)とかろうじてプラス成長を確保したと推計されているが、住宅市場はどうなのだろうか。
不動産価格上昇に関してのニュースばかりが喧伝されているが、マンション等の販売数量は低調にしか推移していない。
実際に2023年1-3月期の新設住宅着工戸数は前年同期比+0.6%増加、首都圏のマンション新規発売戸数は▲15.9%減少、中古マンションの成約件数は▲0.5%減少した。
だが地価については住宅地、商業地ともに上昇している。
この一進一退の経済状況は、下記の3つが主な要因になっていると推測されている。
第一に、世界経済の減速が挙げられる。中国経済の減速やロシア・ウクライナ戦争の影響により、世界経済は減速傾向にある。これは、日本経済の輸出や景気回復にマイナスの影響を与えていることだ。
第二に、円安の影響が挙げられる。円安は輸出企業の収益を押し上げる一方で、輸入物価の上昇を通じてインフレを加速させている。また、円安は家計の購買力を低下させ、景気回復の足かせとなっている。
第三に、少子高齢化の影響が挙げられる。少子高齢化により、生産年齢人口が減少し、労働力不足が深刻化している。これは、企業の設備投資や生産活動の抑制につながり、景気回復を妨げている。
これらの要因により、日本経済は約2年にわたってプラス成長とマイナス成長を繰り返す一進一退の状態から抜け出せずにいる。今後の日本経済は、世界経済の減速や円安、少子高齢化などの課題に直面するなか、持続的な成長を実現していくことが課題となる。
不動産の買い時がいつかは個人の判断に委ねられるところも多いが、不動産市況や世界経済などについても情報を収集し、失敗しない購入を心がけて欲しいと思う。

昨日(5月10日)私が記事を寄稿している「不動産会社のミカタ」主催の『よく分かる役所調査オンラインセミナー』に参加した。
14:00~16:00の2時間にも渡る内容盛りだくさんのセミナーで、講師は不動産会社のミカタ編集長の野村 道太郎氏であった。
コラムを寄稿している関係から野村氏との面識はあるが、氏は当初大手通信会社において社内研修(対エンドユーザーの営業手法)を受け持っていたが、その後不動産業界に転職。入社3年目には全国4,000名以上が参加する営業コンテストにおいてメール返信率・アポ取得率の2部門で全国1位になった経歴を持っておられる。
さらに某ゼネコン系大手で売買仲介を経験後、新築マンション専門の広告代理店で販売戦略構築などを担当するなど営業・システム開発など様々な分野において高いスキルを持っておられる。つまり口だけではなく実力と経験、知識を持っている方なのだ。
セミナーはおもに業界未経験者・所謂新人向けに開催されたものだが、経験者であっても時に基本に立ち戻り知識を学びなおすことは大切である。往々にして経験者の「慣れ」が失敗の原因となるからだ。
そのような理由からセミナーに参加したのだが、野村氏の初心者にも分かりやすい説明にくわえ受講後に提供される豊富な資料は大変参考になりかつ勉強になるものだった。
人間の記憶は曖昧である。
覚えているつもりでも用語が浮かばないことなどはよくあるし、間違って記憶していることもある。孔子が「学びて時にこれを習う」と、知識の棚卸しとメンテナンスの大切さを説いたのも当然である。
不動産のプロを自認するためには、法改正などの最新情報を学ぶことも大切だが、時に振り返り自らの知識を補完することも大切だと実感した次第である。

締切に対応するため2時から執筆に入り、何とか脱稿して目を上げると空は淡い薄紅入りに染まり静寂が広がっている。

もっとも美しい色彩のグラディエーショに見惚れてのんびりしている場合ではない。今日中にもう1本、4000字のコラムを仕上げなければならないからだ。
日中も出版社との打ち合わせが予定されているし、不動産コンサルの予定もある。
某企業が計画している新しいコンテンツについてアドバイザー参画しているので企画書を読み込み意見しなければならない。
貧乏性なので多忙は有り難いが、少々オーバーワーク気味である。
体を使わない労働は「楽」だと思われがちだがそんなことはない。
明日をも知れぬ自由業であるから精神的なプレッシャーは常にあるし、クライアントにたいし有益な成果を残せなければ早々に見限られる。常に緊張状態を保ち、最新情報の入手に心を砕きながら己のスキルを刷新していかなければならない。

もっとも、だからこそのやり甲斐もある。
勤め人ではないのだから時間配分も自由であるし、嫌な仕事を無理して受ける必要もない。
調べ物が多く、下手をすると一日中、食事をするときや風呂に入ったときも関連書籍を読みふけりながら時を過ごすこともあるが着実に知識が蓄えられていると実感できる。
一般的な不動産実務と乖離する業務が中心となりつつあるが、求められ、かつ自らが望む未来に向けて進んでいるのだから「憂う」必要もない。
結局のところ「なるべくしてなっている」ということなのだろう。
profile
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奥林 洋樹 Hiroki Okubayashi -
- 性別
- 男性
- 携帯電話
- 090-3773-1849
- メールアドレス
- hiroki.okubayashi@remax-agt.net
- 不動産歴
- 31年
- 役職
- エージェント
- 対応可能な言語
- 日本語
- 保有資格
- 宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
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経歴
大学卒業後、数年間実業団チームに所属しアスリートとしてオリンピックを目指していました。 引退後は一から仕事を学ぼうと不動産業界に飛び込み、バブル崩壊後の厳しい業界で実績を積み上げ中古住宅売買や新築マンション売買、団地造成や新築戸建て営業等、一通りの不動産営業等を経験してきました。 不動産のたたき上げとして実践的に競売関連の取り扱いや資産運用_一般仲介_新築分譲マンションや新築戸建注文住宅等の企画販売も手掛け様々な経験をした事により、不動産エキスパートとして業務遂行が出来るようになったと自負しています。 ただし、税法や宅地建物取引業法_関連法規やテクノロジーは時代とともに変化し続けています。 常に「学び」を怠らず日々努力する事を信条としています。
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メッセージ
在宅勤務の奨励が新たな形を示してくれたように、遠隔方式による打ち合わせや提案、Zoom等による物件案内など、ご自宅にいながら不動産購入を検討出来る時代となっています。 時代変化に伴い、仲介業に従事する営業マン自身がワンストップサービスを完遂する事が出来るスキルが求められるようになりました。 つまり単なる不動産屋さんと呼ばれる存在は淘汰され、「真のプロフェッショナル」である「不動産エージェント」が中心となり不動産を斡旋する時代の到来です。 個人としては「自己鍛錬」によりスキル向上に努めながらも、顧客に対して分かりやすいアドバイスを心がけています。 プロとして一般的な不動産取引はもちろんのこと「相隣関係」における境界や騒音に関する相談のほか「相続問題」に関しても迅速に対応し、弁護士や司法書士、税法においては税理士、造作等に関しては腕の良い大工からクロス職人_設備業者の職方等、海外取引においては通訳の斡旋までも含め、これまでの不動産経験の中で培れた信頼できる個人ネットワークを駆使して広く対応させていただきます。 また不動産業界の知識格差打開を標榜し、不動産業者が業務を行う際に参考とする【不動産のMIKATA】サイトでも連載枠を持ち定期的に情報発信を行っております。 https://f-mikata.jp/hajimete-kyobaibukken/ 売買などの不動産実務以外にも、上記でご紹介したような「各種執筆業務」や「不動産コンサルティング」「不動産関連セミナー講師」「各種研究団体へのアドバイザー業務」「裁判外紛争調停員」など広く不動産に関わり続けています。 どうぞお気軽にご相談くださいませ。
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